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旗揚げと旗降ろし、鉦鼓隊とシタク


●旗揚げと旗降ろし、鉦鼓隊とシタク(支度)

チャランケ祭では参加団体全員で取り組む共通演目があります。それが旗揚げと旗降ろしです。これらはチャランケ祭の代表である金城吉春さんの地元で10年に一度行われる南風原町津嘉山大綱曳きをモデルにしています。旗頭を囲んで鉦鼓のリズムに合わせて銅鑼やほら貝、太鼓を叩いて祭りを盛り上げる鉦鼓隊と女性の合唱隊。棒持ち達の行進。そして今年は東西の大将がそれぞれ一枚の竹で作られた板(チナブ)に乗って登場し、それぞれの意気込みを表現し、皆の士気を高めるシタク(支度)が行われます。




●旗頭

沖縄では、旗頭に村や地域の人々の思いを込めます。その思いを言葉として旗に記し、その旗を旗持ちが勇壮に舞わせることでその誇りを示します。以前、チャランケ祭でも独自の旗頭を保有していましたが、現在は昇龍祭太鼓さんの旗頭を活用させていただき、アイヌ民族の鏃(やじり)とアイヌ文様のタペストリーを取り付けてチャランケ祭のシンボルとしています。昇龍祭太鼓さんの旗頭に記された言葉は「萬國津梁」。萬國津梁とは、世界を結ぶ架け橋の意味です。1458年に尚泰久(しょうたいきゅう)王の命で鋳造され、首里城正殿にかけられたと伝えられる萬國津梁の鐘の銘文に刻まれています。




<アイヌ民族の鏃(やじり)とアイヌ文様のタペストリー>

旗を支える横竿の先にはアイヌの彫刻家である砂沢ビッキ氏が作り出したアイヌ民族のシンボルマークを取り付けました。白い鏃は厳しい北国の性格を、中心の赤い矢はアペフチカムイ(火の老女神)を表しており、ウタリの誇りを表現したデザインといわれています。また、メインの旗の先に翻るアイヌ文様のタペストリーは、アイヌの古布絵作家である宇梶静江さんが自ら制作されたものを、チャランケ祭のために寄贈してくださったものです。沖縄民族、そしてヤマト民族、アイヌ民族との友愛を象徴した私たちの宝物です。




<追記:旗頭に混めた想い(第4回チャランケ祭パンフレットより引用。改変)

カムイノミの場に翻る旗頭はチャランケ祭に関わるすべての人々のシンボルです。私たちは旗に気持ちを向けて踊ります。と同時に旗は天からカムイを降ろし、天と私たちとをつなぐ役割を果たします。そうすることが祭の場を創り出すことになります。元来、すべての芸能は奉納されるものでした。チャランケ祭では、その原点に立ち返り旗の文字を「奉納」としています。今年もカムイノミの場の近くに掲げています。




文責:沖縄ブース 宮城
写真:當眞大気(2012年)、春田倫弘(2005年)

 
author:チャランケ祭実行委員会, category:-, 18:14
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